家庭用ミシン皮製品を縫う時の注意したいポイントとコツ

レザークラフトを趣味にしている人が増えてきました。

ほとんどの人が手縫いでしているのではないでしょうか。

しかし市販で売られている皮製品というのはミシンで縫われてる事がほとんどで仕上がりも綺麗に上がり、手縫いで30分かかる作業が数十秒で終わったりと効率良く作業する事ができます。

ミシンで皮を縫う時のコツやポイントを説明します。

皮を上手に縫うポイントとコツ

皮を縫うのに適しているか確認する

レザークラフト用のミシンも売っているので分厚い皮を縫いたい、沢山縫いたいという人は専用ミシンを購入するのも1つの手です。

しかし家庭用ミシンでも十分縫う事は可能です。

ただし以下の条件が揃っているか確認はして欲しいと思います。

コンパクトミシンやハンディミシンは耐久性やパワーが弱いので、皮を縫うと故障の原因になるので使用しないようにしましょう。

①送りがしっかりとしている

ミシンの針の下辺りを見て貰うと布を送るためのギザギザした送り歯が付いているのですが、数が多ければ多いほどしっかりと送れるので多い方が良いです。

革だけでなく厚手の生地を縫うのにも重要です。

家庭用ミシンなら7枚歯が理想です。

②パワーがある

説明書きに厚手OKと記載されているのであればパワーは基本的にあるので大丈夫です。

皮やレザーが縫えると記載されていたらなお良いです。

③ミシンのパーツが金属製か

ミシンのパーツにはプラスチック製と金属製があります。

コンパクトミシンなどはミシン自体を軽くするためにパーツなどプラスチックのものが多いです。

大きい家庭用ミシンや工業ミシンなどは金属製パーツが主流です。

その方が安定した縫い目に仕上がるためです。

縫い目は粗め押さえは緩めに設定する

皮製品は滑りにくい特徴があります。

そのため普通時の時のように押さえの力を強めにすると送り歯の力だけで送りだすのが難しく目が詰まってしまい綺麗な縫い目に仕上がらない原因になります。

縫い目の設定を粗めにするのも同じ理由です。

滑りにくい製品を細かい縫い目で縫おうとすると送り歯が十分に前に送りだすことができないからです。

生地や針、押さえなどに塗れるシリコン剤があるのでそちらを塗ると滑りが良くなりますよ。

テフロン押さえを使用する

革製品は滑りが良くないので、綺麗いな縫い目にするには滑りが良い方が良いです。

その為テフロン押さえに変えて縫う事をおすすめします。

テフロン押さえとは押さえ部分にテフロン加工がされているもので生地との摩擦をなくすことでスムーズに縫う事ができます。

大体1000円未満で購入できるので皮を頻繁に縫う予定がある、ビニール製品を縫う人は持っていると便利です。

たまにしか縫わないから買うのはと悩んでいる人は普通の押さえの裏にメンディングテープを貼る裏技もあります。

メンディングテープの表面はツルツルしているので、これをするだけでも十分皮を縫いやすくなります。

他にもトレーシングペーパーやクッキングシートなどを載せて縫う方法もあります。

一緒に縫った紙は後ではがせば大丈夫です。

仮止めクリップや両面テープを使用する

皮製品は一度針を通してしまうと穴が隠れないので縫い直しは効きません。

そのため生地がズレないようにしておくことがとても重要になります。

普通の生地を縫う時には、まち針を使用すると思いますが皮を縫う時には仮止めクリップがおすすめです。

皮は厚みがあるのでまち針では歪みやすかったり、まち針を刺した痕が残ってしまいます。

しかし仮止めクリップなら挟むだけなのでズレにくく、まち針よりもしっかりと止める事ができるので仕上がりにズレが生じる事を防げます。

また両面テープお使用する方法もあります。

両面テープは粘着力がしっかりとしているのでズレをふせぐ事が出来るのでおすすめのやり方です。

しかし縫う位置に両面テープがかからないように注意しましょう。

針に両面テープの粘着力がついてしまうと針に大きな負担が掛かります。

状況によって手動で行う

皮の厚みによっては無理をしてミシンの力で進めてしまうと針が折れる原因にもなります。

調子良く縫っていても後半になると針が耐えられんくなって折れることも出てきます。

ミシンで縫うのが難しいと判断した時には手動ではずみ車を回しゆっくり生地に針を落としてから縫うようにしましょう。

また滑りが悪いので返し縫いも上手にできない事がありますので、縫い始めや縫い終わりには少し長めの糸を取っておいて裏側で結ぶようにすると良いでしょう。

少し手間に感じるかもしれませんが糸の絡まりの防止になり確実に綺麗な仕上がりにすることが可能になります。

皮用の針を使用する

普通生地用のミシンでも縫う事は可能ですが、皮用の針に変えるだけでもかなり縫いやすくなります。

皮用の針は普通生地用に比べて先端が尖っているのでより効率良く生地に刺さります。

先端が鋭く尖っているので怪我をしないようより注意して作業してください。

まとめ

ミシンで皮を縫う時には普通の生地より注意点が多く気をつけて縫わないとミシンの故障の原因や寿命を縮めてしまいます。

しかし少しのポイントをおさえるだけで簡単に皮製品を縫う事が出来るので、コツを覚えて沢山の作品を作ってみてはいかがでしょうか。